第3回日本精神薬学会総会・学術集会

大会長挨拶

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第3回日本精神薬学会総会・学術集会
大会長:天正 雅美(社会医療法人北斗会 さわ病院)

「多様化する精神科薬物療法 ~患者とともに考える~」

このたび、第3回日本精神薬学会総会・学術集会を、2019年9月21日(土)~22日(日)の2日間にわたり、神戸学院大学ポートアイランドキャンパスにおいて開催することになりました。

昨今は、より安全な向精神薬やデポ剤の開発、そして治療環境の変化やサポート体制の充実により、入院期間は大幅に短縮し、長期入院患者さんの退院も可能となりました。また退院後も保険薬局のチーム医療への積極的な参加が患者さんに対する退院から外来へのシームレスな係わりを作り出し、服薬中断によって繰り返す再入院の予防や副作用への早期な対応が可能となりました。現在、患者さんの治療目標は単に疾患の治療のみならず、住み慣れた場所での地域生活や早期の社会復帰へと変わってきました。

そうした中、薬物治療においてもチーム医療が実践され、以前より問題視されてきた多剤併用大量処方は減ってきていますが、その剤数、投与量とも海外に比べれば未だ多くまだ十分とはいえません。また一方で、向精神薬の適応拡大により、臨床の現場においては薬物治療が多様化・複雑化し、教科書的な知識のみでは解りにくくなってきています。このような状況下において、薬剤師が安全な薬物治療を提供し、患者さんの地域移行、社会復帰を支援するためには、患者さんや他職種との連携、そして病院と保険薬局との情報共有が不可欠となってきます。そこで、今回の学術集会は「多様化する精神科薬物療法~患者とともに考える~」をテーマとし、安全な薬物治療を実践するためには、どのような情報共有が必要なのか、また、どのような連携システムが必要なのかを当事者である患者さんも交え、職種の枠を超えてみなさんとともに考えたいと思います。

2019年にはラクビーワールドカップ、そして2020年には東京オリンピックと大きなイベントの開催が予定されております。日本全体が盛り上がるその前に、神戸の地でみなさんと一緒にこの学術集会を盛り上げたいと思います。実際の臨床現場で役立つ盛りだくさんの内容を準備して、みなさまの多数のご参加をお待ちしております。
夜景も素敵な神戸でお会いしましょう!

大会事務局
社会医療法人北斗会 さわ病院
住所:大阪府豊中市城山町1-9-1
事務局長 斎藤 和彦
E-mail: 3kai.koube.jspp[at]gmail.com ※[at]を@に置き換えてください
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